🌽 コーンコブミラクル®

トウモロコシの芯から生まれた、天然素材100%の土壌改良材

連作による化学肥料の使用で低下した土の免疫力を高め、
土本来の力を最大限に引き出します。

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なぜコーンコブミラクルが連作障害に効くのか

🔬 トウモロコシの芯の独自構造

トウモロコシの芯(コーンコブ)は、外殻・木質環・髄の3層構造という、他の植物にはない複雑な構造体を持っています。

この3層構造を炭化することで、以下の独自の特性が生まれます:

  • 超複雑な多孔質構造:同じ多孔質の木炭と比べて構造が遥かに複雑
  • 微生物の最適な住処:一度入った微生物が逃げにくく、長期的に定着
  • 優れた保水・保肥性:3層それぞれが異なる吸着特性を持ち、総合的に高い保持力を発揮
  • 強力な吸着能力:重金属(カドミウムなど)や生育阻害物質を吸着して離さない

さらに、コーンコブミラクルは、独自の製法で編み出した天然植物水溶液を配合することで、バイオ炭単独の効果に加えて、植物の育成を高め、果樹の糖度アップ、野菜・花きの品質向上をもたらします。

🔬 科学的根拠

マイナビ農業(2021年10月22日)の記事において、アンビアンインターナショナル株式会社の遠藤美華代表取締役社長は次のように説明しています:「トウモロコシの芯は外殻、木質環、髄の3層構造と複雑な構造体を持ちます。そこが微生物の住処となり、炭化したトウモロコシの芯が微生物の増殖を促す場となります。同じ多孔質の木炭と比べて構造が複雑な分、一度入った微生物が逃げにくいという特質があります。」

参考:マイナビ農業「トウモロコシの炭からできた土壌改良剤『コーンコブミラクル』が農業を変える!」(2021年10月22日)

コーンコブミラクルの6つの効果

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微生物活性化

コーンコブ炭の複雑な3層構造が微生物を活性化させ、土壌の免疫力と地力を向上させます。有益微生物の住処となり、病原菌の増殖を抑制します。

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保肥力アップ

高純度腐植酸・フルボ酸を加えた水溶液の効用と多孔質構造により、作物の品質と土壌の保肥力を高めます。肥料の流出を防ぎ、必要な時に養分を供給します。

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地力増進と連作障害対策

鉄分を含む多孔質の炭と水溶液の相乗効果で、地力が増進し、連作障害の原因となる土壌環境の悪化を根本から改善します。

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重金属・有害物質の軽減

コーンコブ炭の優れた吸着能力により、土壌中のカドミウムなどの重金属や有害物質を吸着し、農産物への移行を軽減します。

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病気に強い作物

土壌微生物バランスの改善と植物本来の力を引き出すことで、病気に強い健康な農産物が育ちます。

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食味・糖度の向上

土壌環境の総合的な改善により、糖度や旨味が向上します。実績として桃の糖度30度超を達成しています。

導入実績と効果

📊 全国の農家様から寄せられる成果

🍑 果樹(桃)栽培での驚異的な成果

福島・青森・島根の桃農家様では、コーンコブミラクルの継続施用により、糖度30度以上の桃を実現。一般的な市場の桃が糖度13〜15度であることを考えると、この数値がいかに驚異的であるかがわかります。「表土は大切な宝物」という理念のもと、土本来の力を最大限に引き出した結果です。

🥬 野菜栽培での土壌改良効果

粘土質の圃場でネギ栽培を行う農家様では、3年間の継続施用により土壌の物理性が劇的に改善。以前は土寄せ作業で大きな塊ができてしまい、ネギの軟白部分が青くなる問題がありましたが、現在は土が柔らかくなり、収穫作業の効率も大幅に向上しました。

🌿 病害対策での実績

福島県の事例では、前年にホモプシス根腐病で全滅した畑に、コーンコブミラクルと微生物資材を施用。余った苗で作付けしたにもかかわらず、順調な生育を実現し、収穫に成功しました。土壌微生物バランスの改善による病害抑制効果が実証されました。

💰 経済的メリット

保肥力の向上により、肥料の施肥量を減らすことが可能になります。また、品質向上により秀品率が上がり、収入の安定化につながります。

これらの実績は、実際の導入農家への取材と圃場調査に基づく実証データです。特に桃の糖度30度達成は、マイナビ農業(2021年10月22日)の記事で詳細に報告されており、「一般的な市場に出回る桃の糖度が13度〜15度ということからも、この数値がいかに驚異的であることが分かります」と評価されています。

参考:マイナビ農業「コーンコブミラクルが農業を変える」(2021)

使用方法

📝 施用方法ガイド

1. 土壌診断(推奨)

まず現在の土壌状態を把握することをお勧めします。土壌診断により、適切な施用量と他の資材との組み合わせを最適化できます。

2. 施用量の決定

作物や土壌状態に応じて適切な施用量を決定します。基本的な目安:

  • 果樹・野菜:コーンコブミラクルV(野菜・果樹・花卉用)を使用
  • 水稲:コーンコブミラクルR(水稲用)を使用
  • 詳細な施用量は、作物種類や土壌条件により異なります
3. 施用時期と方法

元肥施用時に土壌全体に混和するのが基本です。既存の肥料プログラムに追加する形で導入できます。

  • 全面混合、畝施用、植え穴施用など、栽培方法に応じて選択
  • よく混合することで、効果が均一に発揮されます
4. 継続施用

1回の施用でも効果は実感できますが、2〜3年継続することで土壌微生物生態系が安定化し、より確実な連作障害対策となります。

💡 ポイント:コーンコブミラクルは天然素材100%なので、有機栽培でも安心してご使用いただけます。化学肥料や農薬との併用も可能ですが、土壌改良が進むにつれて、徐々に使用量を減らしていくことができます。

他の土壌改良材との違い

コーンコブミラクルの優位性

特徴 コーンコブミラクル 一般的な堆肥 化学肥料のみ
連作障害対策 ◎ 根本的に改善 ○ 一時的改善 × 悪化の原因
微生物活性化 ◎ 長期的に促進 ○ 短期的に促進 △ 効果なし
効果の持続性 ◎ 数年間持続 △ 1年程度 × 即効性のみ
重金属対策 ◎ 吸着・固定化 × 効果なし × 効果なし
取り扱い ◎ 清潔で簡単 △ 臭気・虫の発生 ○ 簡単
環境負荷 ◎ 炭素固定 ○ 有機質循環 × 環境負荷大
有機栽培対応 ◎ 対応 ◎ 対応 × 不可

🌏 私たちの想い

「表土は大切な宝物だからこそ、後世に残していきたい」

現代の農業は、長年の農薬使用・化学肥料の使用により、「土壌の疲弊」「肥料の過剰によるメタボ」という弊害が生じています。連作障害、病気、害虫被害は深刻になりつつあります。

私たちは「コーンコブミラクル」を通じて、自然な農業に戻すためのお手伝いをしたいと考えています。植物が本来持っている"力"を引き出すことこそが、持続可能な農業の実現につながると信じています。

世界的に見直されているバイオ炭の力を借りて、未来の地球に「土」という財産を残していきませんか?

コーンコブミラクルで始める、持続可能な農業

連作障害にお悩みの方、土づくりを根本から見直したい方、
まずはお気軽にご相談ください。

✅ 土壌診断サービスもご利用いただけます
✅ 作物別・地域別の施用アドバイス

よくある質問

Q1. どのくらいで効果が現れますか?

土壌の物理性改善(水はけ、作業性)は施用直後から実感できます。微生物活性化による連作障害対策効果は、1作〜2作で実感される方が多いです。ただし、土壌微生物生態系の完全な安定化には2〜3年の継続施用をお勧めします。

Q2. 化学肥料や農薬と併用できますか?

はい、併用可能です。現在の栽培プログラムに追加する形で導入できます。ただし、バイオ炭は農薬を吸着する性質があるため、農薬使用量の調整が必要になる場合があります。段階的に化学肥料や農薬の使用量を減らしていくことができます。

Q3. 有機栽培で使用できますか?

はい、コーンコブミラクルは天然素材100%なので、有機栽培でも安心してご使用いただけます。

Q4. すべての作物に使えますか?

はい、ほぼ全ての農作物にご使用いただけます。果樹・野菜・花きにはコーンコブミラクルV、水稲にはコーンコブミラクルRをお使いください。具体的な作物での実績も多数ございますので、お気軽にご相談ください。

Q5. 価格と費用対効果は?

初期投資は必要ですが、①品質向上による秀品率アップ、②肥料使用量の削減、③作業効率の改善などにより、トータルでの経済メリットが期待できます。詳しくはお問い合わせください。

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参考文献・出典一覧

コーンコブミラクル関連

  1. アンビアンインターナショナル株式会社 公式サイト
    「コーンコブミラクル」製品情報
    https://anvian.co.jp/
    コーンコブミラクルの製品特徴、6つの効果、企業理念「表土は大切な宝物」
  2. マイナビ農業
    「トウモロコシの炭からできた土壌改良剤『コーンコブミラクル』が農業を変える! 導入者に聞く、費用対効果と秀品率」2021年10月22日
    https://agri.mynavi.jp/2019_09_09_86894/
    トウモロコシ芯の3層構造(外殻・木質環・髄)の特徴、微生物が逃げにくい性質、桃の糖度30度以上達成事例

バイオ炭・土壌改良関連

  1. 農林水産省 農産局農業環境対策課
    「バイオ炭の農地施用をめぐる事情」令和7年4月
    https://www.maff.go.jp/j/seisan/kankyo/attach/pdf/biochar-1.pdf
    原料別・生成温度別のバイオ炭効果比較表、地球温暖化対策計画、みどりの食料システム法、J-クレジット制度
  2. 農研機構 農村工学研究部門
    「バイオ炭の理化学的特徴を考慮した畑地基盤の改良技術」2015年
    バイオ炭の保水性・保肥性・pH調整・リン供給効果の科学的データ
  3. 日本バイオ炭普及会
    「土壌改良用バイオ炭の施用目安」初版 平成31年1月31日
    https://biochar.jp/wp-content/uploads/2019/09/seyoumeyasu.pdf
    施用量の目安(全面混合、畝施用、植え穴施用)、pH・EC管理、継続施用の重要性
  4. 生研支援センター
    前田洋一 研究リーダー「バイオ炭」研究報告書 令和6年
    https://www.naro.go.jp/laboratory/brain/pr_report/reportR6_archive03.pdf
    バイオ炭の連作障害回避効果、生育阻害物質の吸着
  5. セイコーエコロジア
    「バイオ炭とは? 農地施用におけるメリットとデメリットを解説」2024年7月1日
    https://ecologia.100nen-kankyo.jp/column/single295.html
    J-クレジット制度の具体的試算(10反あたり12,464円の売却益)
  6. minorasu(BASFジャパン)
    「バイオ炭で収益アップ!ブランド構築やJ-クレジット活用などのメリットを紹介」2024年11月27日
    https://minorasu.basf.co.jp/81007
    バイオ炭による収益向上、地域ブランド化、環境貢献
  7. Re+(自然電力グループ)
    「バイオ炭とは?メリット・デメリット、J-クレジット制度の活用について解説」2025年5月28日
    https://shizenenergy.net/re-plus/column/topics/sustainability/biochar/
    堆肥との比較、取り扱いやすさ、衛生面でのメリット
  8. CARBONIX MEDIA
    「バイオ炭のメリットとデメリット|土壌改良から地球温暖化対策まで驚きの効果を解説」2025年3月31日
    https://sustech-inc.co.jp/carbonix/media/biochar/
    農薬吸着の注意点、適切な施用量管理

連作障害関連

  1. 国際有機公社
    「連作障害」2024年10月25日
    https://agricare.jp/trouble/
    連作障害の3つの原因、土壌微生物バランスの重要性
  2. 日本植物生理学会
    「植物Q&A 連作障害が起きない仕組み」
    https://jspp.org/hiroba/q_and_a/detail.html?id=2112
    連作障害のメカニズムと土壌環境の関係

🌟 コーンコブミラクルの実績データ

  • 桃の糖度30度達成(一般的な市場品13〜15度)
  • 3年間の継続施用による粘土質土壌の物理性改善
  • ホモプシス根腐病の被害圃場での回復実績
  • 重金属吸着による農産物への移行軽減

📊 政府支援制度の活用

  • J-クレジット制度:炭素貯留量の認証・売買による収益化
  • みどりの食料システム法:環境負荷低減事業活動実施計画の認定
  • 補助金・交付金:機械導入や資材購入への支援
  • 税制優遇:認定事業者への税制特例措置

📌 注記:本ページの情報は、科学的根拠に基づく公開資料と実際の導入事例に基づいています。コーンコブミラクルの効果は、作物の種類、土壌条件、気候、施用方法により異なります。最適な使用方法については、土壌診断の結果をもとに、専門家のアドバイスを受けることを推奨します。ご不明な点は、アンビアンインターナショナル株式会社までお気軽にお問い合わせください。